プロポリスの効能研究に期待が

プロポリスとは、西洋蜜蜂が、集めた樹液や花粉を、自身が分泌するホルモンと混合し作る粘着性の物質で、蜂の巣を腐らせる要因となる微生物やウイルスに対し強力な殺菌作用を持ちます。

プロポリスは、人工的には作ることが不可能で、また一つの巣から採取できるプロポリスの量は、蜂蜜やローヤルゼリーと異なりごく微量なため珍重されているのです。
日本では、ようやく最近になりプロポリスの名前が浸透してきましたが、プロポリスの持つ殺菌力については何と2千年以上も前から知られていました。
プロポリスの有用成分であるフラボノイド、酵素、アミノ酸、ビタミン、ミネラル等が相互に働き、様々な効果や効能となるのです。
特に、ブラジル産プロポリスは、世界最高級品といわれますが、湿度の高いアマゾン河地域では、繁殖する多種多様な微生物やウイルスに対抗するため、当地の蜜蜂が強力なプロポリスを用いるからです。

プロポリスの持つ効能については、多くの臨床研究報告があります。
主には、外傷や皮膚、粘膜の炎症の改善、風邪やインフルエンザの予防としてですが、近年の臨床研究で、血圧の正常化、更年期障害、パーキンソン病、自律神経失調症などにも効果が確認されていますさらには、癌の治療法として、プロポリスの免疫作用で人の免疫力を高めることで、各種の癌に対抗するという免疫療法の研究が始まっています。
世界中から期待が寄せられているのです。