プロポリスのヤニ

プロポリスはその優れた抗菌作用のおかげで、古代エジプトより長く人類が利用してきた、優れものです。
直接ノドから飲むことで、粘膜を保護して、インフルエンザや風邪予防として各社から製品が販売されています。
プロポリス配合製品には、カプセルやタブレット、飴、液状タイプなどがあります。
ノドに直接聞いてくれそうなのが、液状タイプですが、スプレーや、水で薄めて飲むと特有の風味があり好みの分かれるところです。

色の濃い飲み物に数滴たらせば、気にすることなく飲むことが出来るのですが、水やお湯の場合、ヤニが目立つことがあります。
これはコップやスプーンに付いて取れなくなることがあり、そのまま飲むと歯に付いてしまうこともあるので、こそげ取る、ふき取る、浮かんでいるところをすくいとるなどの方法が考えられます。

けれどこのヤニも、プロポリスの成分を含んでいるので、捨てるのはモッタイナイと思われます。
例えばホットミルクに浮かぶ、ミルクカゼインの膜や、リンゴの皮に似たようなものと考えてください。
ヤニはクレロダン系ジテルペン（抗がん物質といわれている）なども含まれている、大事な成分の一つです。
これはコップなどには付着しますが、飲み込めば溶けて消化されるものです。
削り取ったら捨てずに、ヨーグルトやはちみつ、オレンジジュースなどに混ぜて飲むと良いでしょう。

プロポリスは長く続けるためにも、ランクと予算の折り合いをつけて選びましょう。