ブラジル産プロポリスが人気の理由

プロポリスといえば、寒くなる季節に風邪を予防する効果があるとサプリメントやのど飴などの商品を目にすることが多くなります。
それだけではなくフラボノイドというポリフェノールなども多く含まれているので、高い抗酸化作用があり、免疫力の向上や老化防止が期待されている健康食品です。
プロポリスは別名「蜂ヤニ」ともいわれ、ミツバチが集めた樹液や花粉などと自分の唾液が混ざって作られます。
ですからプロポリスに含まれる成分はハチの種類やまわりにある植物の種類によっても違ってきます。

日本で最も評価の高いプロポリスはブラジル産です。
ブラジルのプロポリスは品質が良く、生産量も世界第１位と多く手に入りやすいため、日本のサプリメントや化粧品で使われているプロポリスのほとんどがブラジル産です。

なぜブラジルでは良質なプロポリスが出来るのでしょうか。
その理由として３つ挙げられます。

ひとつ目は養蜂しているハチの種類です。
ブラジルでは、アフリカ蜂化ミツバチでという獰猛なハチを養蜂していますが、このハチは病気に強く生命力も強いため、他のハチよりプロポリスを多く作り出します。

２つ目はブラジルの気候です。
亜熱帯のブラジルは、病気が蔓延しやすい環境なのでハチが病気から巣を守ろうと他の地域より強力な殺菌作用のある良質なプロポリスを作ります。

そして３つ目は、ブラジルは薬草大国といわれるほど多くの薬草が植えられていることです。
ハチが薬効効果のあるユーカリやアレクリンの蜜を吸うことで薬効成分が配合された質の良いプロポリスが出来上がるのです。

プロポリスの効果を有効に体の中に摂り入れたいのであれば、プロポリスを採取した国の気候や養蜂場の周りにある植物などを調べて購入することをおすすめします。